貯蔵庫

日記、ぶつける当てのないもやもやを置いておく場所

内定

6:30起床。早い。あと何日過ごしたら、目覚まし時計をかけずに眠れるのか、ということしか考えられない。毎年冬が来ると思う、こんなに朝はつらかったであろうか。

職場で何気なく個人用のメールをチェックしていると、昨年末に最終選考を受けた企業から内定の通知が来ていた。1週間で選考結果出すと言っていたのに。もう落ちたものだと思っていた。心臓が高鳴る。ようやくバツ印をもらいつづける日々から解放される。と思ったのだが、イマイチ踏ん切りがつかない。決定打に欠ける、移った先の方がかえって将来が不安だ。とにかく回答期限ぎりぎりまで考えてから返事を書こうと決めた。マイライフ、かかっとんねんぞ。猶予くれや。日記を書いている今も考えすぎて目がギンギンである。そこからは仕事どころではなく、ギンギンの目で内定をもらった会社の口コミを調べて過ごした。

家に帰り、妻にも相談した。最初は否定的なご意見を頂戴したが、私の内情を吐露すると職を変える応援をしてくれた。会社概要を伝えた時に相手から率直に頂く最初のリアクション、案外大事かもしれない。もちろん世間体だけでは仕事を選ぶわけでは無いが、世間的に見たその会社のイメージはそういうことであろう。

考えても明確な答えは出ないし、何をしていても落ち着かないので、深夜にポテチを開けハイボールを飲んでやった。妻は夜中にスナック菓子が食べられることを喜んでいたが、居間に広げた私の食べかけのポテチを部屋に持って行ってしまった。寂しかった。今晩は一人にしないでほしかったが、酔っぱらってあちこちオードリーを見ていたらどうでもよくなった。ただ、こうしてこの先も寂しさを紛らわすしかないのかと思うと少し気が遠くなった。