貯蔵庫

日記、ぶつける当てのないもやもやを置いておく場所

チョコレート

7:00起床。観葉植物の水をあげるタイミングを逃し続けていたので、10分ほど早起きする。冬に負けるなよ、と思いながら水をやる。あたたかくなってきたら鉢植えのビカクシダを板付けにしたいと思っている。うまくいくだろうか。今からソワソワしている。手塩にかけて育てている愛しき同居人を自らの手で殺してしまう可能性があるの、かなりスリリング。

朝から晩まで仕事をする。部屋の空調が利きすぎていてぼうっとする。隣の部署の人からチョコレートを貰う。「ありがとうございますう」と口から音が出ているものの。お返しの事しか考えていない。社会人における義理チョコとかいう誰も得をしないシステム、やめないだろうか。権威のある人が大きな大きな声で、言ってほしい。

最近我が部署から異動となった人と話す機会があり、30分強ひたすら愚痴を聞いた。えらくお気持ちが溜まっているようだ。流れるように自身の境遇とそれに付随する不平不満がスルスル出てくる。言語化するのが上手だなと思いながら聞いていた。私はこんなにも自身の置かれている状況をうまく伝えることができない。親しい人とアルコールを交えての会でも、感情が先行し「ウンチ!!!!!!」としか言葉が出てこない。昔から、そうだ。愚痴が不得意。

家に帰る。妻がギンギラの箱に入った高級そうなチョコレートをくれた。一粒がAirpodsのケースくらいのサイズでえらく食べづらかったが、洋酒の香りがして美味しかった。

久々に妻が構ってくれたので食卓で話をした。妻は高校生の頃、教室で息をひそめ読書をしている男子生徒全員に話しかけ、無自覚に惚れさせて回るような大罪人だったので、僭越ながらその所業を振り返り、なじらせていただいた。我が身に10代の魂が宿り、かなり体重を乗せたなじりになってしまった。その場は笑い話のまま終わったが、咽頭疲労感を感じながら後で少し言いすぎてしまったのではないかと、反省した。

ゲームをする。好きなキャラクターのサイドストーリーが完結してしまった。早く読みたくて、急いで進めていたのだから当然早く終わる。喪失感に駆られる。虚ろな目でメルカリを開いて、そのキャラクターのグッズを買って何とか誤魔化す。徐々にこのゲームも終盤に差し掛かろうとしている。クリア後の自分は正常に呼吸ができているだろうか。今から心配でならない。

歯を磨いて寝た。書きながら思い出した。歯科検診のはがきが来ているから、歯医者に電話しなくては。