貯蔵庫

日記、ぶつける当てのないもやもやを置いておく場所

7:00起床。めっきり冷え込むので電気ストーブをつけて着替えることにした。出発前に消し忘れないように何回も指さし確認をした。朝は反射で動いている。もっと早起きをすれば、ゆとりを持てばこんなに慌ただしくないのだろうか。

原付通勤で着用している防寒用のワークマンの防水手袋を取った時の指が信じられないくらい臭い。信じられなくて、駐輪場から事務所まで何度も鼻を鳴らしながら歩く。ゴムと汗の匂い、オエ。サイズもあっていないので早く手袋を買い替えたい。と思いながら1か月くらい経った。

先日いただいた転職先候補の内定は期限ぎりぎりまで考え、お断りをすることにした。タイミング的には完璧ともいえる時期だったのだが、不透明な未来に飛び込む勇気が私には無かった。こうしてまた、私は終わりのない転職活動に身を投じるのであった。

好きな作家のラクガキをまとめた書籍が発売された日だったので、本屋に寄って帰った。家に帰ると妻は既に自室にいたので、ひとりでご飯を食べる。別に一緒に居てくれとは思わないが、寂しい。休みの日が被っても、一人で過ごすことが多くなってきた。もう妻は私にあまり関心が無いようである。日々、彼女のipadに落とした視線を私に向かせるのは苦労する。私もなんとか、ひとりの時間を楽しむ方向にシフトしていかないと。気分をあげようと買った本を読みながら食事をした。久々に定価で好きな紙の本を買った。何度も開いて表紙を撫でてしまった。もちろん、炒め物の汁が付かないように細心の注意を払って。

新年から再開したduolingoを触って、ゲームをして寝た。結局この日妻と話したのは2分くらいなものであった。参った、ほかならぬ私のせいなのだが、事実として仕事にも家庭にも充足感を得られない人間ができあがってしまっている。

全部放り投げて、きれいなものをみて、おいしいものをたべて、日の当たる明るい部屋で好きな本を読みたい。そこに妻の姿はあるのだろうか。人生の歩き方を考えねばならぬ年齢に差し掛かっているのを感じて、自然とため息が出てくる。

えらく重苦しく愚痴っぽくなってしまった。生きてれば色んな日がある。ちょうど谷の周期なのだろう。そう思う事にする。