貯蔵庫

日記、ぶつける当てのないもやもやを置いておく場所

転職

私の右隣、ウマ娘の声優が演じている他作品のキャラクターの名を声に出して読み上げるおじさんが座っていた席が空いた。

そこへすかさずパーマがかかった大学生が尻をねじ込んできた。彼はおもむろにぴかぴかのMacBookを開き、DTMのソフトを操作し始める。MacBookを操作する肘が私の脇腹に突き刺さっている。なんだコイツ、電車内でやることかよ。と思ったが、このムッとした気持ちの裏側には嫉妬や羨望の念が込められていることに気づく。

こいつに負けないようにわたしも何かを、何かを残さなくては。アイデンティティを確立せねば、と思い、今、初めてスマートフォンから日記を書いている。

私が職場を移り2回目の金曜日を迎えた。

通勤時間は原付で15分から電車で2時間へと変わった。

全くの未経験分野・未経験職種に転職したものだから、毎日とてつもない脳疲労に加え労働力としてカウントされていない疎外感を感じている。

理解しなくてはならないことの適切な取捨選択ができずに習ったことをひたすらメモに書き写す日々。この疲労と緊張感が心地良くもある。何をするにしたって遅すぎることはないとは思うが、新しいことを身につけていくにはバイタリティが必要になるのだと身をもって痛感する日々である。

前職と違い資格取得なども奨励され、補助等が出るらしいのでこれを機にキャリアの階段をずんずこ登っていこうと考えている次第。今は少なくともそう思っている。半年後、一年後の私がどう思っているのか是非ともお伺いしたい。

職場の人間関係は今の所良好なように思える。以前身を置いていた職場と比べると、いかんせん年齢層が高く職人気質で物静かな人が多いので居心地がいい。これらの特徴はもちろん業務を進めていく上でデメリットも表れてきそうな部分ではあるが。

最寄駅に着いた、今夜は妻も出かけている。立ち飲み屋に寄って帰ろうと思う。

それではまた。

根本凪

昨日、ぶつかった。根本凪と私の人生が。
ついうっかり、キモスタートをきめてしまった。乱されずに日記を書こうと思う。

 

https://kiyoshiryujin25.com/live/lwp2025-vol-4/

LWP vol.4というライブに行った。出演者は清竜人25と礼賛。個人的にうれしい組み合わせだった。

清竜人氏は私がまだ高校生の時にTSUTAYAで適当に借りた旧作アルバム10枚1000円キャンペーンでランダムに借りた、『MUSIC』というアルバムを聴いて以降ずっと好きなアーティストである。彼の「所属する」という表現が適切なのかわからないが、アイドルグループの存在ももちろん知っていたし、再結成ライブはまたと無い記念だと思ったため、実際に足を運んだ。2階席から眺める豆粒のような彼らが聞き馴染みのある曲を聴くことができただけで、私は本当に満足だった。

私は女性アイドルグループに明るくないため、彼女らメンバーの経歴などは知らない。それでも、彼が作る新規の楽曲が聞ければ嬉しい、という程度のライトな付き合い方であったため、特定の人物に入れ込むようなことはなかった。しかし、MVを見ていく中でその歌声に惹かれ、彼女のことが薄ぼんやりと気になっていた。

30分ほど遅れて物販に向かう、既に撮影済みチェキだけを買うつもりで列に並んだのだが、つい口と財布のひもがゆるみ清竜人氏と、前述の理由から根本凪氏、両名のチェキ券を1枚ずつ買ってしまっていた。

チェキ券とは、アイドルと2ショットが撮れるという、恐れ多く、意味不明なシステム。必要がない。この世のどこにも自分の写真など、必要がないのに。

何事も経験だ。と言い聞かせながらも、じわじわと後悔の念が波のように襲い来る。正気でいられるわけがない。物販列を後にし、その足で銀だこハイボールののれんをくぐり、チェキ券に書いてある「返金不可」という文字を睨みながらレモンサワーと翠ジンハイを胃に流し込んだ。

そわそわしながらスマホでXを開き「チェキ 怖い」「チェキ コミュ症」で検索をかける。あまり参考になるつぶやきは見受けられない。物販の時間に間に合わない人たちが代行購入なんてやり取りをしている。7000円を取り戻せるのなら、声をかけてみようかとすら考えた。咀嚼がおざなりになり、たこ焼きの熱で舌先を火傷した。自分が招いた事態で恐縮なのだが、この先のライブも楽しめる気が全くしなくなってしまった。

礼賛はラランド サーヤ氏がボーカルを務めるバンドである。才能と行動力とセンス溢れる同い年の女性が堂々と、歌唱するさまを下からぼおっと眺め、あきらめがついた。主役だ。気高けえ。あと川谷絵音がつるつるで驚いた。

不勉強で申し訳ないのだが、私はアイドルグループを前から5列目ほどの近さで見るのが初めてで、大層驚いてしまった。歌を歌い、飛び跳ね、目を離すと方々でメンバー同士イチャついたかと思えば、私の前方わずか4~5mほどの距離からまっすぐこちらを見つめ、微笑みかけてくれる。今振り返っても絶対に私の顔を見て、うなずいてくれていた。誓ってもいい。整った容姿の女性がステージを目いっぱい使い、駆け回る。眼球が足りない。それだけでなく、Spotifyのon repeatがもうわかったよというほど私の耳にねじ込んできた楽曲たちを大音量の生歌で提供してくれる。これがプロのアイドルのパフォーマンスってことなのかよ。私は彼女らの放つ眩いきらめきに充てられ、眉と目じりが垂れ下がり、口角が上がり切って、思わず両手で口を押えながらその場でアイドルを浴びていた。えらく滑稽な姿だったであろう。

中でも一際視線が奪われたのが、先述の彼女であった。名前を出すのももう、なんだか恐れ多い。

きゅるっきゅるのつやっつやでキレのある伸びやかな歌声。短く切り揃えられた髪を揺らし、ぴょこぴょこ飛び跳ねながら一瞬一瞬で切り替わっていく表情。おい、聞いてねえぞ、わしゃ出来のいい写真集見てんのかい。楽曲が切り替わると、雰囲気が一変、前髪を乱しながら、艶っぽく、しなやかにその小さな四肢を駆使し、全身で表現を行う彼女に私は見惚れてしまっていた。(その間、Xで見かけ、ブックマークを押した彼女のグラビア写真が脳裏にチラついたのは言うまでもないが)ともかく、自分と同じ生き物とは到底考えられないほど可愛らしい。

このあと?会うの?私と?根本凪が?意味が分からない。

終演後、慣れていますよという顔をしながら係員の指示に従い彼女のチェキ待機列に並ぶ。さっきまでステージ上で視線を集めていた彼女らが私たちと同じ高さに立っているにもかかわらず、誰一人悲鳴を上げていない。代表して私が金切り声をあげてやろうかと思った。場慣れしすぎてるんじゃないか?当たり前じゃないぞこの状況。

1人、また1人とみなが写真を撮り終え、根本凪と私の物理的距離が近づいていく。冷汗が噴き出る。どうやらみな思い思いのチェキに納めるポーズをリクエストしたうえで、係員が写真を撮り、チェキが出てくるまでの十数秒、会話を楽しんでいる模様だ。一体全体何を話すんだ。それに、私から根本凪に指示していいポーズなんて一つたりともあるか。アンタは棒立ちでいい。美しいよ。撮り終わったファンは涼しい顔をして別の待機列に並んだり、出口に向かったりしている。どうして誰もハアハアしていないんだ。

直前で頭が真っ白になった私は前に並んでいた人のポーズをパクリ、二人で一つのハートを作るテンプレみたいなリクエストをした。今思い返しても記憶の中で自分が発した声は無音なのだが、彼女は「もちろんだよ」と返してくれたことだけは鮮明に覚えている。私は、伏し目がちで今日の公演で自分がいたく感動したことと、貴女が目の前に実在していることが信じられないという話を、早口でした。はずだ。あまり覚えていないし、思い返すと変な声がでそうになるくらい恥ずかしいのだが、係員に立ち退きを命じられている最中も「楽しかったかい」と聞いてくれた彼女に「はい、また来ます」と答えたことだけは覚えている。

記述するまでもないが、彼女にとっては何百、何千人と交流してきたファンの一人とのなんてことのない瞬間だったであろう。ただ、私にとっては違う。私が彼女からもらった時間がそうであったように、何度も反芻し、宝物みてえに大事にしまって、たまに取り出しては眺めて元気が出るような思い出を、たくさんの人に提供してきたんだなと思う。その魅力で。彼女がこの日、わたしと一つのハートを作るに至るまで、築き上げてきた血の滲むような努力を続けてきたのであろう。すげえよ。わたしも、いつか、誰かにとってのそんな存在になりてえよ。

深夜に差し掛かろうとしているにも関わらず、蒸し暑さが抜けない渋谷を早足で歩く。煌びやかなラブホテル。飛び交う外国語。道のわきに山積みになった酒瓶。帰りの電車が停車するホームまで、一直線に歩ききった私は、大きく呼吸をし、カバンからそっとチェキを取り出して眺めたが、まだ、現実味がない。

家宝

脳内で記憶の定着や処理が一通り済んだのか、昨日の経験や感覚を書いておきたくなったため、今こうして文字を打っている。

 

行き場のなく、まとまりのない思いをこねまわしてぶつけてしまいました。ほんとうにありがとうございました。
また、必ず会いに行こうと思います。

 

すた丼

10:00起床。前日にオリジンお惣菜パーティを開催したからか、胃が重い。いや、最近胃が重くない日がないかもしれない。個装の粉キャベジンを飲む。こうも毎日胃腸のやる気がないのであれば、個装は持ち運び用と割り切り、瓶に詰まった錠剤を買うべきだろうか。

洗濯機を回し、前日食べ散らかした食器を洗う。植物たちに水をやる。先週ホームセンターから連れ帰り植え替えを行った新入り2名も馴染んでいるようで安心した。

動画を見るなどして、存在していないと同義の時間を過ごす。なんだか最近出費画多い気がするので、家でおとなしく固まっていようと思ったのだが、天気がよすぎる。外へ向かう。

あてもなく行くところといえば駅前の商業施設に限る。ニトリユニクロ、カルディコーヒー、無印、リサイクルショップ、本屋、100円ショップ。いつものルートをたどる。飽きもせず、ぐるぐるとまわる。店頭に並ぶ商品たちに変化がないか、確認をする作業。これから死ぬまであと何度この景色を見るのだろう。何が私の歩みの原動力となっているのか、分からない。カルディの甘くて冷たいコーヒーをすすり、真っ赤な調味料の並んだ棚を、買う気もないのに見上げながら、思った。

 

松屋のうまトマハンバーグがレギュラー入りしたと聞いた。記事を書いている段階で調べたところ、この日はまだ販売開始前だったのだが、もう店頭に並んでいるものだと信じ切っていた私は、勇み足で松屋へ向かった。当然注文を行う縦長タッチパネルマシンにはブラウンソースハンバーグの血統しか並んでおらず、これと黒ラベルで最高の夜を作る計画が白紙となった。このニンニク不完全燃焼を如何にしてくれようか。自暴自棄になった私はニンニクの極致であるところの、すた丼をテイクアウトして帰宅した。

家に帰り、シャワーを浴び、ラザロを見ながらすた丼を食べた。風呂上り、半袖短パンで冷房を入れずに心地いい気候。ビールでふわふわの脳内。肉増ししたすた丼。椅子に縛られたまま戦う元特殊工作員のアクションシーン。こういった瞬間的な気持ちよさ、幸福感をこれからはもっと大切にしていくべきなのかもしれない。

結果、いい日曜日になった。

無題 ver.2025初夏

 7時45分起床。気温。ニトリの冷感敷きパッドに、ふわふわ毛布のゴールデンペアが私をホールドして離さない。昨日は休みであったため、たくさん寝たはずなのに信じられないくらい眠く、信じられないくらい仕事に行きたくない。身体を起こし、水筒に茶を詰め、観葉植物の水をやって、出勤した。

私の生活はといえば相変わらず代わり映えがしないのでこの後は省略する。

 先日Xで見かけた、「安定と退屈は同居する」というような旨のポストが突き刺さって離れない。改めて、言われれると、そうだよな。物心がついた時分より、安定志向であった。大きな夢や目標を持ったことはなく、いつも将来の夢と聞かれたときに空洞である自分を恥じていたことを思い出す。今の環境はまさにわたしが将来なりたかった形なのかもしれない。そのポスト曰く、そういった人間に欠如しているのは「狂気」であることらしい。大阪旅行をしたときに読んだ岡本太郎の本を思い出した。確かに、危うげな人の行いや思想は時折酷く魅惑的に映るものだ。

 ふと仕事中にここの存在を思い出し、自分の旅行の日記を読み返した。なかなかいい文章書くやんな、自分。恥ずかしげもなく、何度もここに戻ってきてしまう。文字を書くことが、やっぱり忘れられないのだ。付いては離れ、飽きて忘れて。もう10年近くも経つ。私の購読リストには、その間も毎日お気に入りの素晴らしい日記たちが蓄積し続けている。本当に尊敬する。私には1つのことを突き詰めていく、根気がない。それでも、唯一自分が自分のことを肯定的にみられるところかもしれない。自分にいいところなんて一つもないと本気で思ってるが、何年経っても、私は私の書く文章が好きなので、ここにそのことを記しておこうと思い至った次第。

まとまってないけど、以上です。またいつか。

分岐

7:40起床。あわただしく準備をする。腐りかけのバナナがあるので手でちぎってコップに入れる。そこにヨーグルトとオートミールを流しいれてかき混ぜて食う。妻の会社の同僚が朝飯は食ったほうがいいと言っていたらしいという話に感化されての行動。オートミールが少なく、ヨーグルトが多かった。食べ応えに欠ける朝。

仕事をしているふりをしにいく。最近はもうどこまでも給料を泥棒してやろうという気になっていたのだが、さすがに自分の生きる意味などを考える時間が増えてきてしまって、楽しくない。久々に転職サイトを見てぽちぽちとエントリーをする。これまで以上に指を動かすのが億劫になっている。先月行った面接の面接官に、「転職しようと思うのは広告の影響が大きいはず。貴方は無理に転職する必要があるのか。」と、問われたことが自分で思った以上に刺さっていたようだ。真剣に考えてくれるいい人だった。こんな人がいるところで働きたいなと思ったが、当たり前のように落ちた。たぶん、その通りなんだろうけど。だけどさあ。

仕事にしたいこともアイデアも想像性も気力も体力もない人間に最も適した環境はここなのではないか。と思う自分もいる。ずっと、ずっと自分が見えない。このぬるま湯から抜け出せない。

髪を切りに行こうと決めていたのだが、残念ながら遅くまで職場に居る必要があったので、妻に晩御飯は気にしないでくれという旨の連絡を飛ばし、コンビニで晩御飯を買う。

最近見るようになった、アホみたいにでかいおにぎりを買ったほうがコスパがいいのではという不意の思い付きで巨大なチキン南蛮のおにぎりを買う。具が少なく、満足度は低め。あとはわたしが好きなチョコが練りこんであるのモチモチの小さいパン。最近コンビニのパンの値段の高さに驚く。前々から感じていたが、ここまで??と見るたびに思う。炭水化物で腹を膨らませ、ぼんやりアマゾンを見て過ごした。

玄関に先日購入した仕事用の靴が届いていたので妻に履いて見せる。布団から立ち上がることなく、首だけ動かし、さして興味もなさそうな妻に、そうだよなーと思いながら部屋を後にした。私がいなくなった妻の部屋からはゲーム配信者の大きな笑い声が聞こえる。端的に表現するならば、寂しい。

私はあらゆる面で、どうなりたいのだろうな。などと考える日々。いろんな分岐点に立たされているとひしひしと感じて、何をするにも気が重たい毎日だ。ずっとこんな日記を書き続けていたな、と思い出してここに戻ってきた次第。それではまた。

妄想

7:15起床。眠すぎておかしくなりそう。すべてが憎い。5時間以上の睡眠時間を確保できていれば、何時間寝ようが眠さに変わりがない気がする。21時に寝たとしても、25時に寝たとしても、7時は眠い。次の休みは早起きして1人でカラオケに行こうと決めているが、朝が眠すぎて決心が揺らいできた。目覚ましをかけずに昼過ぎまで寝ていたい。

職場で同期と少し話をする。ユニコーンオーバーロードの体験版の話をしたところ、公式サイトの声優を見ながら身を乗り出して聞いてくれた。ありがたい。この先、100のパワーを出力してゲームの話ができる友達って、一体あと何人出会えるのだろう。怖い話。

ふと、今年は文学フリマに出店側で出てみたいな~~と思いたつ。ナイスアイデアじゃん。テーマと目次を決め、ちまりと文章を書き始めてみる。ペカペカフルカラー写真多め小冊子を作るところまで妄想する。高くつくだろうか。学生時代に触っていたイラストレーターの価格を調べて顎が外れた。アドビのソフトって本当に高い。

人脈0、できることなら妻にも内緒で、長机に漢一匹、ズドンとブースを構えたいと思っているが、既に苦い思い出になる気がしてならない。そもそも会の概要すら危ういので、次回開催時に乗り込んで敵情視察に向かう所存だ。まだ何もしていないにもかかわらず、既に緊張してきている。

家に帰りゲームをする。P3Rもいよいよ終盤に差し掛かってきた。装備もステータスも仕上がってきて、より一層楽しくなってきた。終わらないでほしい。終わらないでほしいが、ユニコーンオーバーロードの発売日までには終わりそうだ。

ポケモンの新作プレゼンがあるので腕を組んで見つめる。私に関連があるのはポケモンスリープくらいなものであった。朝起きたら目の前にライコウが居る朝が来るらしい。ついに伝説のポケモンが出始めた。いよいよアブソルにマスターサブレしゃくしゃくさせている場合じゃないな。LEGENDSはアルセウスが楽しく遊べたので触ってみたいが、XY未プレイなのでどうだろう。

ユニコーンオーバーロード

げ、ゲームが、ゲームが忙しすぎる。

夜な夜な同僚とバンカラ地方の床をカラフルに塗り、グループ通話でおやすみと告げた後、ベッドからむっくり起きて影時間にタルタロスへ潜りシャドウをしばいて回る。ああ、本当に1日が24時間じゃなかったらいいのに。

こんなサイクルで日々を回しているだけでかなりげっそりなのだが、先日ユニコーンオーバーロードの体験版が配信されてしまった。

早くなんとかしないと…エルデンリングDLCとメタファーが控えているのに…

unicorn-overlord.com

タイトルに伸ばし棒が過多。意識したことなかったけど「オーバーロード」の含有量がすごいんだな。

少し触っただけで分かったが、これは危険だ。時間がサックリとろけていく。元来ゲームはパワーとゴリ押しで乗り越えるプレイスタイルを主軸としている私としては、戦況を読み、盤面をちょこっとずつ進んでいくゲームがあんまり得意ではない。どんな敵でも体を鍛え、でっかくてぶっとい大木から削り出した粗悪な棒で脳天をバコンとかち割って笑いたいのだ。

そんな私でものめり込んでしまう魅力がある。

予め定められた行動規定に沿ってオートマチックに行われる戦闘。私は脳みそが筋肉でできているから、おせっかい老兵のチュートリアルを話半分で聞いていた。なあオッサン、こまけえこたあわかんねえけどよ、要は大将首取ってくりゃ文句ねエんだろ??

案の定うまくいかない。仲間達が軒並み冷や汗を垂らして「苦しい戦いになる」と言う。

落ち着いて仲間たちの行動規則(スキル)一つ一つに目を通すと、「アレ…アイツと組み合わせると堅いのでは…」と私の中の知将が、王族の血が、告げてくることがある。誰と組ませるか、カッチリと補うようにピースがハマると気持ちがいい。

加えて戦闘中は部隊のどこに人を配置するか、相性と個が持つ移動速度、敵の情報を確認し、相性のいいユニットをあてがう。まともに突っ込むと勝機のない戦闘で、別部隊をけしかけ、切り抜けた先にあるのは快感である。仲間の鎧の隙間から手を突っ込んで撫でまわしてあげたくなる。グッドボーイ。

私はもう巨大な棍棒などシールを貼って粗大ゴミに出した。みすぼらしい腰みのを脱ぎ、甲冑を着てほっそいレイピアを手にしている。いいか、皆、落ち着いて私の指示に従ってくれ。

それに加え、老若男女問わず美麗なグラフィックで、ヌリヌリ動くキャラクター達。(ウィッチの腰、立ってるだけなのにあんなぐねぐね動く必要ありますか??)

今作で初めてヴァニラウェアのゲームに触れているのだが、こんなに綺麗なんですね。十三騎兵ナントカもやらねばと思いつつずるずる来てしまった。戦闘中は何もボタン入力がいらないこともあり、ジッとキャラクター達の動きに集中する。その度「ン~~、素晴らしいクオリティ~~」とひとり感嘆するのだ。酒が進む。

今公式サイト見てきたら1人と相手と結婚に近しい事も出来るようだ。ムホホ。多分に魅力的なキャラクターがいそうなのでじっくり検討したいところだ。

ところでさ、最初の村で一緒に育った幼馴染の女の子と主人公をくっつけないことってできます???私には…そんなこと…できないよ…。

物語の会話シーンには立ち絵がなくインターフェースが小さい。そのため、基本は声優さんの声に集中する。私はアニメや他ゲームでは当たり前のようにそのキャラクターが喋っているように思うのだが、このゲームに限っては声優っていい声だな~~と思いながら聞いていた。こればかりはいいのだか、わるいのだか、分からない。

公式HPを確認するとわが魂の帰るところ、能登麻美子氏の登場も既に判明しているようだ。しかし、仲間キャラクターの背景が青いところが真っ赤だったので、どうしようもないくらい敵女幹部だ。仲間になっちゃくれんやろうか。

結局、休日丸一日を使ってぶっ続けでプレイしてしまった。

逆にこれあと2週間発売まで待たなくてはいけないの、かなり耐えられないかも。本当に全可処分時間をつぎ込んでしまいそうだ。ペルソナ3リロードを2週間かけて、味がしなくなるまで、味わっておこう。忙しい。