貯蔵庫

日記、ぶつける当てのないもやもやを置いておく場所

6:45起床。これから連日同じ場所に行って、夜まで働く未来が見えない。いつまでも、いつまでも朝は苦しい。

上司から「雪かきをするかもしれないので、相応の準備をしてくるように」と言う連絡が来ている。身体がズンと重くなるのを感じた。北海道に履いて行ったワークマンのケベックを履いて家を出る。予想以上に雪が積もっていたので、原付での通勤を諦め、バスに飛び乗る。運賃箱横の一人用で高くて座りにくい席に座ることができた。私がバスで一番好きな席。運転席の大きな窓が正面に来るので気分がいい。

駅前に大きな焼肉屋ができていた。もうすぐ異動になってしまう肉狂いの先輩に鉢合わせた時情報を求めよう、と思った。

朝から晩まで仕事をする。人員の移動があったこともあり、職場でブログを書く時間を捻出するのにも苦労している。どうにかこうにか、業務改善を繰り返し、時間を詰めてサボり続けてやる。労働には抗っていく意気込みである。なんにせよ仕事が無さ過ぎて苦しい時よりも、前向きに生きられるようになってきた気がする。結局、終日雪かきのタイミングはこなかった。ビビらせやがって。

同部署の先輩と同じタイミングで退勤。駅まで一緒に歩くのが嫌だったので、涼しい顔をして部屋を出てすぐ、ダッシュで帰った。昔からそうだ、帰りはひとりが良い。ママタルトのポッドキャストを聞きながら駅まで走る。「帰省時にだけ読む、実家に置いてあるソラニンは、年を重ねると共に違う味わいを見せるいい漫画である」という話をしていた。私の実家のソラニンはどうしたんだったか。処分してしまった気がする。再読したくなった。

家に帰ると妻が包焼きハンバーグを作ってくれていた。とても美味しかった。

北海道旅行の宿泊先のサウナで見た「行列のできる法律相談所」でアンミカ氏が紹介していた海外のバンドのことをふと思い出し、調べてみる。すごく有名みたい。彼らは露出度が高く、目の下が黒いうえにベロをめいっぱい見せてくる。あまり好きではないタイプのバンドだったのだが、打ち抜かれてしまった。そうだよな。見た目がどうこうでなく、私を音楽のパワーで黙らせてほしいよ。ありがとね。一旦好きのエリアに招き入れてしまうと、露出度の高さも「ヤダ、メンバー全員、セクシーすぎ…」と思えるので私の価値観など本当に信用ならないと思う。

その後、ゲームをしてから眠った。しばらくはペルソナ3リロードをやり続けることになる。まだ私の愛するキャラクターとは会えていない。ただ、彼女の名前がちらほらと聞こえ始める。その度にドッキンドッキンしてしまう、これを恋と言わずしてなんと呼ぶのだ。

彼女と結ばれるために必要な"勇気"のステータスを伸ばして伸ばして再会に備える。毎晩のようにハンバーガーチェーン店で無茶なメニューを胃に入れさせられる主人公。不憫だ。