貯蔵庫

日記、ぶつける当てのないもやもやを置いておく場所

じょうろ

13時起床。洗濯機を回し、前日の皿を洗う。ベランダのミントの苗が少し変な色になっていたので慌てて水をあげた。2.7Lものブラックニッカが詰まっていた、品のないペットボトルをじょうろ代わりに水やりをしている。ハーブに水やりなんて私の1日においてこれ以上ないくらい「ステキな時間」なのだから、気分が上がるかわいいものが欲しいところだな。

この日は夜勤入りの日なので地を這うようなローテンションで生きる。夜勤の日はいつご飯を食べればいいのか本当にわからない。気が向いたので、しなびたほうれん草と、凍ったベーコンと、鳥インフルの影響で2倍強くらいの値段になった卵を炒めた。フライパンにオリーブ油を引いた後、バターにすればよかったと思ったが、会心の出来であった。

仕事着に着替えて家の外に出る。風が強い日だった。いつの間にかすっかり季節は巡っていて、歩道の脇からモサモサと若く元気な雑草が生えている。中でも濃い紫色をした名も知らぬ花が綺麗だった。鬱々としていた起床からの数時間が少し晴れたような気がした。外出するのは面倒だが、外に居るほうが私の精神衛生上はよいのであろう。

夕方から翌朝まで席に座って仕事をする。同時間帯を生き抜く、普段あまり話す機会のない職員と少し話をした。出身と年齢。この2つの単語から、いかに話を広げていくかが社会人に必要なスキルである。私はこの日も己の非力さを呪った。それと、ずっと年下だと思っていた相手が年上だった時の、スッと壁を厚く、相手の立っている段を上げる作業、悟られまいと努力をした。業務としての、間を埋めるための空っぽな会話でなく、人とのコミュニケーションをうまく図っていきたいと…思ってはいるが、どうすればいいのか、齢27にしていまだ分らず。

休憩中にコンビニでご飯を買う。もうめっきり、青いコンビニの飯には飽き飽きしている。おにぎり2個とカップのスープパスタ、仮眠前に血糖値を上げるための間食用のメロンパン。なんだか身体にもお財布にもよくない気がしてならないので、次回からは弁当を持参しようと決意した。書いておかないと忘れてしまいそうなので、あえて書いた。

夜通し動き続け、現在に至る日の日記はどこまで書けばいいか難しい。900字を突破したのでここらで締めたいと思う。また気が向いたら書きに来ます。じゃあな。