貯蔵庫

日記、ぶつける当てのないもやもやを置いておく場所

歯が痛い

また、歯が痛い。口が開かない、喉も痛い。更新が止まった言い訳を書く前に率直な今の気持ちを聞いてほしくて書いてしまった。

まただ。またここが痛む。

昨日、私の大好物である野菜マシマシSUBWAYのえびアボカドを大口を開けて食べようとしたときにもう決めた。絶対に歯医者に行く。強い意志。私は歯を抜く。絶対的な決意。

シン・ウルトラマンを映画館で鑑賞した後、シャワーを浴びてない長澤まさみの体臭に思いを馳せながら食べるSUBWAY。至福の時間である。にもかかわらず、口が500円玉大程度にしか開かない。ストッパーがかかったように開かない。こんな小さな口ではあの彩りと食感豊かなお野菜達のハーモニーは奏でられない。奏者としての責任を果たすためぐっ、と力を込め唇を持ち上げる。口内左奥から顎にかけて走る稲妻。腫れているのであろう、顎がズレている気がする。負けてたまるかよ。前歯でちぎり取るようにパンとエビと野菜を頬張る。痛みももちろんだが、かみ合わせに違和感があり、ずりずりと奥歯ですりつぶすような荒い咀嚼を繰り返す。嚥下の瞬間、喉の奥に鋭い痛みが。この繰り返し。畜生。苦しい。普段無意識に行っている、一つ一つの動作に全神経を注力しなくてはならないことに疲弊する。ハッピーな食事の時間にも関わらず、早く終わってくれとしか思わない。誰か…誰か私を助けて~~~~!!と思う反面、周りには悟られまいとクールな顔を保ち食事を続ける。決死。激動。どいつもこいつも呑気に飯食いやがって、と理不尽極まりない怒りすら覚える。ヴィランってこういう瞬間に生まれるのだと思う。黒くて大きくてまあるい憎しみに包まれながら痛みを背負い食事をすすめ、プラと燃えるゴミをしっかり分別した後、トレイを戻し店を出たのであった。

今日はこの話だけ書くつもりではなかったのだが、自分の中で今一番ホットな話題だったもので、勢いだけで書き殴ってしまった。
今日は歯が痛いのでもういくよ。じゃあな。