貯蔵庫

日記、ぶつける当てのないもやもやを置いておく場所

役所へ

昨日は休日であった。昼前にずるずると起床し、寝ている妻を起こす。ずっと後回しにしていた役所手続をするために、妻とバスに乗り役所へ向かう。

乗客のご婦人が持つキャリーケースに、よれよれに折れ曲がったペ・ヨンジュンのパスケースがぶら下がっていて、「あれ、素敵やんな」という話をする。バスを降り、私の好きなタイ料理屋に妻を連れて行く。ここはうまいぞ~~とグイグイ引っ張っていくも、あまりお気に召さなかったようだ。妻はカオマンガイを、私は汁なしタイラーメンと妻が残したカオマンガイを食べる。自分の好きなものを否定された感じが少し機嫌を損ねてしまう、我ながら面倒なヤツである。こういう時にばつっと気持ちが切り替えられる男になりたいものだ、なにか術を見つけなくては。

途中私のうんこが漏れそうになるトラブルに見舞われるも、役所と銀行での用事を無事に済ませ、隣駅へ。電気屋でマッサージ器具を片っ端から試す。マッサージガン、というのだろうか、常軌を逸した振動力に顔が引きつる。恐る恐る肩にあてがうと視界が小刻みに揺れる。酔うわバカたれ。隣のコーナーにあった何故かエレコムが出しているかわいい色合いの腹筋ローラーを買うことを決めるも、すっかり忘れた。PCアクセサリコーナーのすべてのマウスを握り、自宅の小さい冷蔵庫に不満をこぼしながら冷やかして回った。やれやれ、いつ来ても電気屋は最高である。

店を出ると小雨が降っている、我々夫婦は「小雨で傘を使うやつは雑魚」というバカ共通認識を持っているので、傘を差さずにずんずこ歩く。お菓子のディスカウントストアに入る。相手の顔色をうかがって幸せの結晶であるお菓子をお迎えするのが嫌なので、ここでは別会計である。海外のクッキーと角切りのりんごとブランデーが入ったチョコを二箱買った。タイ料理を食べすぎたのか腹が全く減らず、晩御飯のことを何も考えられなかったので、妻が食べたいというサンドイッチの材料を買って帰った。クリームチーズなんて初めて買った。家に帰ってたくさん舐めた。うまい。

妻がサンドイッチを食べるところを見て、一緒に風呂に入り、部屋の掃除をして、ブログを書いた。その後筋トレと柔軟と読書をして寝た。

過ごしている昨日はなにも思わなかったが、こうして書き起こして振り返るといい日になったと思えるので、日記はいいことなのかもしれないな。