毎日愚直に文字を打ち続けていた数か月前の自分の存在が信じられない。
私は今、勤務中である。激動の繁忙期を過ぎ、業務的に急ぎ着手することがない凪の時期。昼に胃に収めたぺなぺなのハンバーグの影響で血糖値が上昇し、ねむくてねむくて、どうにも目が閉じてしまいそうだ。なのでこうして、管理人の居なくなったこのブログにひらひらと舞い戻り、半目で文字を書いている。
最近の私といえば、本腰を入れて転職活動に挑み、バカスカに落ちまくって我を失い、すがりついたお洒落なイカのゲームでボコスコに叩きのめされ、酒の力でなんとか人の形を保っている。本多翼がCMやってる缶チューハイ飲みました？ポポポーポポーポポみたいな名前の。葡萄とカシス、グッドでしたよ。
メーラーの受信ボックスを開き、眉間にしわを寄せて、あごを撫で、時折口からｯｽｰｰという排気音を出しながら８時間椅子に座るだけの仕事。苦しい。こんな生ぬるい天国のような地獄に席を置き続けていたらと思うと、明日が怖くて眠れない。なので、私のアツい転職活動（アイカツ！）を始めたのだ。100社くらい書類で落とされたが、稀有な２社がとんとん拍子で選考をクリアしていき、最終面接までこぎつけたものの、ずるっと落っこちた。働きたくなさすぎて顔が引きつっていたからだろうか。貴社がどうのこのではない、労働が嫌なのだ。ご理解いただきたい。ああ、どうかそう肩を落とさないでください。私はいつでも貴社を見守っております。今後の益々のご健勝をお祈り申し上げております。
精一杯の強がりをここに書きなぐったところで、私は現在誰からも選ばれても考えられていない、真っさらな、ただの男だ。小うるさい転職エージェントにでも申し込んでケツ叩いてもらうか～というのがここ数日の私の頭の中である。家に帰るとなにをするのも億劫すぎて、とりあえず先日大人買いしたハンターハンターを読んでしまう。私の能力は旅団（クモ）にしか効力を発揮しない。
もうすっかり目が覚めてきたので、ここら辺で顎を撫でる業務に戻ろうと思う。また、書きたいことができたら来ます。持て余してます、労働力。お仕事させてくれる会社あったら誘って下さい。
