貯蔵庫

日記、ぶつける当てのないもやもやを置いておく場所

先日えっちなゲームについて日記を書いたところ、数少ない読者が1人減った。気にしてないよな、おまえ。と自分と肩を組み、缶コーヒーを驕り、慰めてはねのけたつもりだったのだけれど、寝る前までずっしりと響きつづけた。もう本当にめっっちゃくちゃスターの数もアクセス数確認しちゃう。ナア、俺、数字ばかり追いかける、だっせえ大人になっちまったよ。

先日、妻と自転車に乗り山を越えドンキホーテに買い物に行った。特段買いたいものがあったわけではないのだが、無趣味人間の唯一の娯楽といえば無駄な買い物位なものだ。昼過ぎまで寝続ける妻の口にスパゲティをねじり込み、着替えさせ、自転車の空気を入れる。ぜえはあ息を切らし山を越え、えげつない交通量の国道の横っちょ、白線の上をキコキコ行く。2トントラックが巻き上げる砂埃と突風にハンドルを揺らされ、目をつぶされる。目をしぱしぱさせながら、車が欲しいなあと思った。これも子供が来たら理由を付けられるので購入もありかな、などと一人で夢想している。ゴリゴリのインドア派だけれど、ジムニーハスラーを買うんだ。理由はかわいいからである。

あんなに物の数が多いのに、欲しいものがなにも無いことに驚く。結局買ったのは風呂上りに塗りたくる制汗剤と、トミカ1台。別に車が好きなわけではないのだが、先の理由と、ずらっと行儀よく並ぶトミカの箱が妙に愛くるしく思えて、1台買ってしまった。もう何の車種を買ったのかも覚えていない。幼少期はウルトラマン派だったのであまり触れてこなかったが、すごくスムーズに走るんだね、トミカ。廊下の端から端まで走らせて遊んだ。ありゃあ夢中になる気持ちも分かる。あのぐるぐるまわる立体駐車場みたいなやつが欲しくなった。

山を下り、家系ラーメンを食べて帰った。私と妻は胃が小さいので餃子とラーメンが食べられる人が羨ましいという話をした。賛同は得られなかった。帰って一緒に風呂に入って、映画を見て寝た。

 

栗の花の匂い(くさい)がする爽やかでいい日だった。