貯蔵庫

日記、ぶつける当てのないもやもやを置いておく場所

エロい店

休日にもかかわらず朝8時半に起きる。人と会う約束があったので公共交通機関の世話になる。雨が降っていたのでバス車内が大変混み合っている。私が乗りこんだ次のバス停から人が乗れないほどだ。車内を見渡すと白いキャップに薄いシャカシャカした素材のベスト、ベージュのスラックスを着用したお年寄りが4人見える。よく見るとトップスは違うし、帽子のワンポイントの刺繍もそれぞれ異なる。あれは一定の年齢を超えると市区町村から配給されるお年寄りの制服なのだろうか。私も次第にそうなっていくのだろうか。神秘である。

さくっと用事を済ませ12時頃、駅前に一人。珍しくこってりの気持ち、一蘭に入ることにした。たぶん、三年ぶり二度目くらい。私はあまりラーメンを食べない。世のラーメンへ敬意と熱量、エグイよな。細くて暗い階段を上り店内へ。

一蘭、そのシステムのエロさに戦く。食券購入、着席、着丼、替え玉の注文、退店まで誰とも目が合わない。加えてあの薄暗さと簾。あれはもうエロい店に行ってきたと言っても差し支えないでしょう。ドキドキしちゃう。

真昼間からエロい店に行った背徳感をびんびんに感じながら、駅前をふらっとする。ハードオフで小奇麗なDSlite 900円とヨッシーアイランドDSが100円だったので購入してしまった。色はローズピンク。表現が難しいのだが、これがもうご夫人が持つ電子書籍のような美しい色合いで、私が持つには20年早い。恐れ多くてゲームに集中できそうもないので、売り場に戻そうと決める。それがあった場所に戻ると、ジャンクコーナーを漁る獰猛なハイエナがジャンク品の青い箱をガッチャガッチャかき回していたので、そのまま踵を返し、うちで保護することにした。うちに来た方が幸せになるよ。充電器はアマゾンで頼んだ、今日届くのだ。使えるかな。

家に帰り、妻が返ってくる前に米を炊き、手羽元をトマト缶とコンソメと酒で煮る。妻は洋風の味にしておけば全部無条件でうまいと言ってくれる。この日もうまいと言っていただけた。ちなみに妻には私が今日エロい店に行ったことは内緒にしている。100%羨ましがるから。

一緒にシャワーをして、ファイアーエムブレムを触る。いよいよ散り散りになった元学友を斬る必要が出てきた。あまり接点がなく、好みでもない人だったのであまり感情は動かなかったが、生徒たちは悲しんでいた。彼らのストーリーを読んだ後だと感想はがらっと変わるのであろう。

2日程筋トレをさぼったので、自分に少し厳しめ筋トレをした。じっとり額に汗をかくようになってきた。本当は風呂に入る前に筋トレをしたいものだが、生活リズムのパズルがうまく組み合わない。真夏に向けて要検討である。

今日は早く帰ってヨッシーアイランドをやるのだ。全くの初見なのでわくわくしているのだが、軽くツイッターで検索をかけるとどうやら鬼難易度のようだ。そもそもゲーム機本体が起動するかもわからない。過度な期待は大きな落胆を生むぞ、律しろ、己を。